【タイトル】
「生きる屍」

【作者】
ジョイス・キャロル・オーツJoyce Carol Oates)

【コピー】
ブラム・ストーカー賞受賞。ノーベル賞候補作家が描くサイコサスペンスの極北!

【あらすじ】
Q・P、31歳。父は高名な学者だが、職にもつかず、ときおり大学に通うだけ。しかし、彼には計画があった。気に入った青年を捕まえ、目から脳へ針を刺して自前のロボトミー手術を行ない、自分の思いどおりになる「生ける屍=ゾンビ」を作りあげるのだ! 一人称で殺人者の内面を描ききる、驚異の物語!

http://www.fusosha.co.jp/senden/2004/047564.html

でした。なんか扶桑社だし第二のケッチャムか?と思い、買いました。
すっとぼけ君が主人公で、ユーモア満載。かなりおもしろいのです。図書館で読んだロボトミ−手術の仕方を実践するんだけど毎回失敗。アパートの管理人をやって酒のんでヤクやって腹出てて、といういわゆるレッドネック的(?)な主人公が、タラタラタラタラ妄想を自白してるんだけど、その語り口がどうもしっくりこないと思っていました。なんか語呂が悪いっていうか、語り口なのにキャラができあがっていないような(一貫性がないってこととまた違うんだけど)。。。であとがきみたら、原著も相当訳しにくいとのこと。
ちょっとまたツヅキにします。