ザギンで赤ワインのボトルを一本しばいた後、ジュクでhibariさんとしゃぶしゃぶ。またもや店員にキレ気味になっていた模様で注意されながら、しゃぶしゃぶと薄い肉を湯にくぐらせ薄ピンク色になったところでガブリ。hibariさんの家に行く。先にhibariさんが眠ってしまったので三池監督の本とサンコミックスのウメズカズオを何冊か。アリ人間研究の博士の話や、夫が無理やり妻を犯して、電車で指を飛ばす話など意味がわからないが大層おもしろく記憶に残った。正直言ってうらやましい。その後、ゴミのように積んである「らんま1/2」に手をつけるも、これが超おもしろい。なんにも考えずにマンガに描いてあることだけをのんびりとしたペースで読む快感に満ち溢れている読書体験である。かなり楽しい。また様々なキャラクターが登場するので飽きない。豚に変わる人などがいた。格闘新体操が登場する3巻のケツ辺りでアレがたたって撃沈。床に寝ているとhibariさんが起きて、ベッドを組み立ててくれた。
ベッドに横になって就寝。安眠していたのだが、突然ボソボソとつぶやく声で目が覚める。寝ぼけながらも耳をすますと、「ネー、デンシャオトコミニイコーヨー」。ボンヤリとした頭で声を反芻する。「電車男?見に行く?と言っているのか?この声は?」ようやく少し目が覚めて、hibariさんのおうちにお邪魔していることを思い出し、hibariさんの声だということがわかる。そうしてもう一度耳を澄ますと「ねえ、電車男見に行こうよ」と言っていることが明らかに。寝ぼけながらも「え?俺はいいよ。電車男あんまり見たくないもん」と言ったのにこのヤローはまだ同じことを繰り返す。「ねえ電車男見に行こうよ」黙っていたら向こうも黙るだろうと思いシカトした。だが、一向に「電車男見に行こうよ」が止む気配がない。カウントし始めてから既に30回ぐらいは「電車男」が繰り返されている。寝るに寝られない。イッタイドーナッテンダ!?仕方なく、寝ぼけながらも「わかったよ。今何時?」と聞くと「朝の6時」。寝ぼけながらも、あまりのバカバカしさに目が覚めて笑う。「電車男見たってきっとつまらないよ」と言うと、「観客は全員伊藤美咲だよ。たくさんの伊藤美咲にモテるよ。だから電車男見に行こうよ」そしてまたループが始まった。「電車男見に行こうよ」「ハイハイ明日ね」と言って無理やり寝かしつける。その後昼ぐらいに起床。早朝6時ぐらいに俺に話しかけた?と聞いたら「うん」。なんか電車男見に行くとか言ってなかった?「うん、だって見たいんだもん」。話を聞いてみると、僕のベッドを組み立てた後、一人で朝の6時まで酒を飲んでいたらしい。もう何もかもむちゃくちゃ。hibariさんに「らんま1/2」おもしろかったと言ったら「たしかにあのマンガはおもしろいが、ランマがモテすぎる」と冷静に言っていた。僕にはもうナニモワカラナイ。
その後別れ、家に戻り、会社に行った後、妄走族のライブを見に渋谷に行くが日にちが間違っていたので一人で渋谷でアレて、高田馬場に戻るもおなかが空いていたので豚を串にさして味噌をつけながらアレ、帰宅後部屋で怪談と世界の珍獣の本を読んでアレて寝た。
昨日の早朝の電車男がきいたからではあるまいが、5時に目が覚める。洗濯をして干し、小説を読んでいると眠ってしまった。夢では実家に戻って、カレーのできあがるタイミングを待っているが、家族全員が言うことがバラバラで、カレーがいつできるかわからない。昨日の雨で、小型のバイクを途中で乗り捨て、電車で帰ってきたことを思い出し、バイクのピックアップに行こうと置き場所を一所懸命思い出すが、川原の土手しか頭に浮かばす、そしてそこにバイクを置いたのではないということだけは明瞭に理解している。名前を書くとその人が死ぬ手帳が実家に会ったので、試しに政治家の名前を書いておいた。僕は時々正夢を見るが、手帳はともかく、おそらく近い将来バイクに乗ることになるだろう。正夢の時の感覚は、普通の夢と違う感触を持っているので、そのことが理解できる。