中華に関しては、見た目で判断しないこと

珍しく表題がつきましたよ。今日書きたいことが一文で表せるなんてこと滅多にないのだが、今日は得した。昨日、頭痛がひどいと書いたが、本当にはけ気がするぐらいひどかったので、マッサージ屋さんにいってきた。台湾の人でガリガリにやせた小柄な眼鏡ボーイが揉んでくれた。左の背中を強く押しすぎやがって、痛いのであるが、こいつ実は相当なやりてでした。
朝起きると全身が変な感触です。頭の痛みや肩のコリはとれているのですが、全身がくにゃくにゃとします。例えるなら、起き抜けに親の仇を殴るために固めた拳がふにゃふにゃとするように、まったく力が入りません。全身がフワフワ/グニャグニャしたまま、試しに初台から新宿まで歩いてみたのですが、これがもう抜群のエアー感!風になったようでございます。しかも、左の背中の、眼鏡が押しすぎたところが痛く無いように歩くと、なんと自然と胸をはった、世間で言う「姿勢がいい」状態に!姿勢がいいと、始めは体が時々ぽきぽき鳴りますが、だんだん気持ち良くなり、とうとう中央公園で射精してしまいました。
正直、寝台に寝かされた時、このクソ眼鏡ヤローが、と思っていたのですが、この快感!さらに、「押しすぎだバカヤロー」と思わせておいて、未知なる快感だ。これはもう完敗ですな。よく黒くてドロドロしたソースがたっぷりかかった骨付き肉が酸っぱい匂いをたてながら、ホカホカの湯気をあげており、「不味そう」と思うが、これがスペアリブ上海風。甘酢がうまいのなんのって、という経験からも分かる通り、中華に関しては、見た目で判断しないことが重要なようである。例えそれが、眼鏡のガリガリの小柄ボーイであっても。
あと、マッサージされながら、中華は雑疑団とか細工(削る等の彫刻的活動や陶器)とかすごいけど、あまりそこには神秘な感じはしない。なんか霊験のようなものを人知と技術でガンガン徹底的に排除していくのがクールだと思ってはいまいか、と思いました。日本の神社(例えば諏訪神社)のようなそらおそろしい感じを、中国では受けません。
今従姉妹から電話があり、生年月日を伝えた所、金星人のマイナスだから大殺界だといわれとまどっています。怖い。